インドネシアで大いに困ることが二つありました。

一つはジャカルタの交通渋滞で30分位同じところに微動だにしない!

渋滞を頻繁!に経験しました。

従ってお客様とのアポイントは約束時間±1時間が当たり前でした。

いまでも世界一の渋滞と言われています。

最近ようやく地下鉄の建設が始まったようです。

お客様も出かけて一時間帰ってこないというのは頻繁にありましたし、当方が一時間遅れても別に問題ありません。

もう一つ特別な出来事はインドネシアで圧倒的に信者の多いイスラム教徒は一日に5回礼拝をしなければいけないことです。

イスラム教の礼拝は家の中でも、職場でも、どこでやってもかまいません。

しかし、時間的に余裕があれば近くのモスク(礼拝堂)に行き、集団礼拝に参加しなければなりません。

お客さんを訪問するのは運転手つきの車で行くのですが、打ち合わせが終わって帰ろうとすると運転手さんが礼拝に行ってしまうことがよくありました。

礼拝は30分以上かかります。

簡易的に15分くらいで終える人もいました。

結局インドネシアではお客様への訪問は一日一社です。

たまに近くに有っても午前と午後に分けて訪問しないとどちらかが不在で会えないことになります。

ところでなぜかインドネシアにはフランス車それもプジョーがとても多いです。

もちろん圧倒的に日本車の商用車や小型車が多いのですが、タクシー・ハイヤーホテル・リムジンなど大型乗用車がプジョー403,503さらに20~30年くらい前のプジョーも走っていました。

インドネシア人はプジョー好き?

仕事では毎日長時間車の後部座席に座るのですが、プジョー車独特の包まれ感の有る表皮のやわらかなシートが快適だったのを覚えています。

あと不思議な景色が、ジャカルタの小学生・中学生の制服が皆ボーイスカウトの制服だったことです。

学校のクラブ活動みたいなものだと言っていました。

私も日本でボーイスカウト活動をしていましたが、インドネシアはボーイスカウト活動が盛んだと聞いたことが有ります。

学校の制服みたいに着て通学していました。

ある意味便利ですね。

ボーイスカウト活動はイギリスが発祥ですから旧オランダ領の関係ではないと思います。理由は分かりません。

つづく。次回もインドネシア編お楽しみに~♪

カタログ・技術資料はこちら
お見積り・お問い合わせはこちら
pagetop