マレーシアにとってパーム油は世界でも有数の産品です。
 
イギリス植民地時代のプランテーションとしてゴム園が多数イギリス資本で作られましたが、やがてその多くがパーム椰子園になり現在に至っています。
 
余談ですがシンガポールを拠点に仕事をしていてマレーシアのプレス屋さんに行く時は自動車でジョホールバルというところから入るのですが、そこで知り合いの商社の人がゴムとパーム油の商談でマレーシアの東側のジャングル地帯に三菱パジェロに乗って出張するところに合いました。
 
パジェロの後部座席に散弾銃が立てかけてあるので何の為にそんな物を持って行くのか聞いたところ、まれに「マレー虎」や「野良象」に出くわすことがあるので警告の為に銃を打つことが有ると言っていました。
 
確かに今でもマレー半島には虎が生息します。
 
しかし野良象は野生の象ではなく木材の運搬用に飼っている象が逃げ出したものです。
 
実際私も象がなぎ倒したと思しきバタバタと連続して倒れた電柱を見かけました。
 
象は泳ぎます。近くの島まで泳いで行ったら疲れて帰れなくなった象がいました。結局船に積んでジャングルに逃がしたと新聞に掲載されたことが有りました。

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