金型の持ちが悪くて困った!
そんなときの対策は?


金型の持ちが悪くなる現象について解説
キョーワハーツでは、金型の設計製作を行い、その金型でプレス成形し製品を作ります。お客様からご注文を頂き、金型代と製品単価の見積を提示いたします。
ご成約後金型が完成し、いざ実際の製品生産に入ったところで予想以上に金型の持ちが悪く、金型のメンテナンスが入り再研磨や各パーツの修正で、思わぬコストアップになるケースがあります。
今回は、この「金型の持ちが悪くなる現象」について解説したいと思います。製品の発注者の皆様には関係ないと思われるかもしれませんが、製品単価に影響する大きな問題です。
今回説明いたします現象はステンレスを用いた機構部品で、機構上摺動する部分や軸受け部の摩耗現象と同様ですので、摩耗防止対策の一助になるかと思います。同業者の方々もどうぞ私共の経験談をお読みください。