異種材接合技術の変遷
「異種金属接合」と「異種材接合」の技術変遷について
異種材接合というと、金属加工業界では「樹脂と金属」の接合と「異種金属」の接合の二つの流れがあります。従来はもっぱら後者である異種金属間の接合が主流で、樹脂と金属間の接合は射出成形によるインサート成形やアウトサート成形、あるいは接着剤での接合が基本で、ある意味門外漢でした。私たちは接合技術といえば溶接・ロウ付けによる接合あるいはカシメ・リベット・ボルトナット結合など物理的接合が基本技術でしたが、その後、市場要求によって異種材接合を金属加工と同時に行う必要が出てきました。
このカタログでは、「異種金属接合」と「異種材接合」と分けてそれぞれの技術の変遷についてご紹介しています。